10月31日(月)の大阪でのGKB48 の勉強会を開催するにあたって「高校学習指導要領・探究の時間編」を読み込んでいる。各高校が「探究の時間」を設計することがいかに大変かがわかる。
そして、これまでのように教育関連の会社が「よく考えられた」探究学習のパッケージをいち早く作り、熱心に売り込みをしている。いくつかを見たが、本当によく研究されていて、導入すれば生徒にとっては文部科学省が望むような探究学習が展開できそうだ。
しかし、それでいいのかというと、どうも違う。日本の教育が変わるためには学校が変わらなければならないのであって、それはまず教師がかわらないといけない。それが教育の刷新(教育改革)のポイントのように思う。
学校の教育が目的、方法、評価から変わらなければならないが、そのためには取り組む意欲が各学校全体にみなぎらなければ無理な気がする。これは大事業なわけで、見切り発車であとからついていけばいいというのでは、どうしても形骸化してしまう。
そうならないためには、やはり教師が外部に学びにいき、刺激を受けることしかないように思う。そんな勉強会になればと思い、企画を進めている。
とても古臭い言い方かもしれないが、やはり改革には「こころざし」が大切で、それを同じくする仲間が必要だ。そんな勉強会ができたらと思う。