ブックオフで3980円で買ったXperia tablet Z(SO-03E)ですが、充電アダプタが付いてなく、さらに充電口はかなり特殊でクレードルを介してつなぐようになっています。しかもヤフオクでクレードルだけを探しても最低で4000円、送料を入れると5000円を越えるので本体よりも高いことになります。

 

 

 

こういう時は本体が壊れたものが即決価格で安く出るのを狙うしかないのですが、時間がかかりそうです。

 

kindle読書用の目的で購入したので一日も早く使いたいわけです。

 

そこで昨晩、自作することを考えました。

 

そう日曜工作倶楽部のネタにぴったりです。

 

まず、観察から。

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5V給電で左側が+というのはネットであちこち見て突き止めました。そして多少容量の高いアダプタがいいようです。2アンペアのもの。

分解したものを画像で見ましたが、とにかくバッテリーパックが大きいのです。これはうまく充電しないと破裂を起こすかもしれません。

(保護回路を入れた方が良さそう。といっても詳しくないので誰かに相談してみます。ダイオードとコンデンサーの回路を入れるのかな)

 

まあ、それは後回しにして、考えたのはプラスとマイナスの端子を真鍮の細い棒で作ること。それを板に差し込んでガイドを作って上から端子を接触させればうまくいきそうです。

 

電源アダプタはKindle Fire 7インチの5V2aのものがありますので、昨日の合わないUSBケーブルの先ををぶった切って真鍮の棒と板で作った充電端子にしようと計画。

 

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昨晩深夜まで考えて今日の昼からホームセンターに買い出しに行きました。ズルしてネットで部品を探すと送料がかさみ、自作する意味がなくなりますので、今回の目標は「安く」作ることです。

 

まずホームセンターで真鍮の棒の代わりにみつけたのが写真の端子。

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電線との接続がカシメるようになっているので実験にはピッタリです。木片に穴をあけるためのミニバイス(手動超ミニドリル、プラモデルなどを作る時に使います)も買いました。これで材料は揃ったのでですが、併設された100円Shopの手芸品が充実したセリアへ。端子を固めるのにクリアレジンを使おうと考えたのです。

 

 

 

 

 

 

そしたらひょっとしたらうまくクレードルの代用になりそうな透明のディスプレイラックを発見。まあ100円ですから、ダメもとで買ってきました。

 

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早速、工作開始。

 

まずディスプレイラックとタブレットを合わせてみると、端の出っ張りを切り取ればぴったりと嵌まるサイズ。寸法も測らずに見事にぴったりのものを探し当てるとはついています。

 

2か所を精密ノコギリで切り落とし。充電口の部分に印をつけてミニバイスで穴あけ2か所。

 

 

 

 

 

 

 

 


USBケーブルの先端をペンチで落として皮をはいで買ってきた電気端子につなぎ、かしめて、絶縁テープを巻いてプラスとマイナスを間違えないようにディスプレイケース(代用クレードル)に接続。タブレット本体を代用クレードルにセットして、電源オン。

少し押さえてあげなければうまく充電を始めませんが、なんとかテープで補強してあげて充電開始。

 

一応無事に充電ができるようになりました。

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改良点はあるのですが、思いのほかうまくいきました。

 

改良点はバネを端子に入れてあげて充電口の端子と電源アダプターの端子が密着するようにしてあげることくらいです。

 

これはまた来週の日曜工作倶楽部で。

 

このSONY Xperia タブレットZはDOCOMOXiとして発売されていました。よくわかりませんが、ひょっとしたらスマホと一緒に安く抱き合わせ販売していたのではないでしょうか?ソフトバンクがワンセグをくっつけて売ってましたよね。このタブレットもワンセグ対応なのです。

 

大量に出たものが業者がヤフオクに出品している感じです。ただ、なぜか本体のみなんですよ。それでは充電口が特殊で充電できないから安いのだと思われます。

 

そうすると自作クレードルを売り出そうかな。

 

使った工具。

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