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教育界あるある過ぎる判断できない先生たち-停電中に陸上大会(台風15号・千葉県市原市) - 未来への便り アドバンス
停電中に陸上大会 熱中症で生徒2人搬送 千葉 市原
2019年9月14日 12時01分 NHKニュース
台風15号による大規模な停電が起きている千葉県市原市で、今月11日、多くの中学校が休校となる中、部活動の大会が実施され、熱中症で生徒2人が搬送されていたことが分かりました。自宅が停電中の生徒も含まれていたほか、台風の影響で救急車の到着も遅れたということで、主催した教育委員会は「実施の判断は妥当だと考えるが、搬送者が出たことは申し訳ない」と話しています。
部活の大会ということだが、それにしても指導の先生たち(!)の判断力はどうなのか。
この日のために頑張ってきた生徒がいたからというのはおかしい。
停電だけでなく、家が被害にあった生徒もいたはずでこういう時こそ家庭で一つになって行動すべきに違いない。
停電がすぐに復旧するという見通しだったのだろうが、そういう時にこそ現場の判断力が問われる。
主催した市原市教育委員会は「前日に体育連盟から実施の可否を相談されたが、来月に本大会があり開催した。競技時間を短縮するなど配慮し、実施の判断は妥当だと考えるが搬送者が出たのは申し訳ない」と話しています。
集合の状況やいつまでも普及しない状況を見て誰かがすぐに中止を判断すべきであった。 前日に体育連盟は相談しているが、当日に再度の相談はなかったのだろうか?
主催者の間で何が話し合われたか知りたいものだ。
災害はその時その場で起きる。
巻き込まれないためには研ぎ澄まされた現場の判断、リーダーシップが求められる。
一人でも危険と感じたら声を上げなければならない。
現場にいないでえらそうなことを書きすぎたが、
これが東日本大震災で教育の現場で得た教訓ではないのか。
近年の全国の大雨被害、熱中症を見ても災害の規模がこれまでとは違う。
前の常識は通用しないし、マニュアルが役立たない。
学校のマニュアルもアップデートすべきであるが、それが何故できないのか今回の騒動で市原市の先生、教育委員会はよく考えてほしい。
ちなみに今朝のNHKニュースによると市原市はこのような状況だ。
台風15号で多くの建物に被害が出た千葉県市原市では、16日の雨で住宅の雨漏りに悩まされる人も多く、建て替えを検討せざるをえないという人もいます。
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