小さい頃に絵画教室に通ってました。
先に習っていた同級生の女の子に誘われて日曜日の朝、教室に通いました。
その子の描くものがとても上手くていつも「ああいう絵が描きたいなあ」と思っていましたが、最後まで描けませんでした。
今考えるととても写実的で器用な筆遣いだったと思います。
対する私の絵は抽象的で大胆。
褒められこともあったし、コンクールで賞も取ったりしましたが、いつも彼女には敵わないなあと思っていて自分の絵が嫌いでした。
今になれば、少しだけ自分の絵が好きになれました。
アートということがちょっとだけわかるということかな。