3日のロシア軍のクリミア侵攻という一報で世界が動揺したが、情報が整理され始めて少し落ち着き始めている。

昨夜ロシアのプーチン大統領が軍事介入ではなく、あくまでもクリミアの親露派の民兵といい、併合もしないと表明したことは大きい。(だから階級章も着いていない謎の軍隊であったわけだ。)

パラリンピックが控えているだけに心配ではあるが、なんとなく収拾しそう。

ウクライナがパラリンピックのボイコットを表明 アメリカ・イギリスの首脳陣も不参加

http://bit.ly/1hHzDrJ

ウクライナのパラリンピック協会は、ロシア軍がクリミア半島で軍事行動を開始したことを受けて、ソチ・パラリンピックをボイコットする意向を公式ホームページで発表した。アメリカとイギリスの首脳陣も不参加を表明しており、ロシアの軍事行動に反対する西欧諸国の対応が注目されている。


■アメリカ・イギリスの首脳陣もボイコット 選手団は派遣

アメリカのオバマ政権も、政府代表団の派遣を中止する意向を発表した。しかし、選手団の派遣は行なう予定だ。3月3日の会見でアメリカNSCのヘイデン広報官はボイコットを表明するとともに、「オバマ大統領は、パラリンピックに出場するアメリカチームの選手たちを強く応援し、成功を祈っている」と発言した。

同様に、イギリスのキャメロン首相率いる議員団も参加中止を発表した。ニューヨークタイムズ紙によると、イギリス・パラリンピック委員会のパトロンを務めているエドワード王子も、「政府の推薦」により参加を中止する模様。


【追記】 アメリカはやる気なのか?

【AFP=時事】ウクライナのクリミア(Crimea)半島でロシア軍部隊が活動しているとの情報をウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領が否定したことについて、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は4日、ロシアには「誰もだまされない」と述べた。

【追記2】
ウクライナ暫定政府とロシア、接触開始…閣僚級

読売新聞 3月5日 13時12分

 【キエフ=寺口亮一】ウクライナ暫定政府のヤツェニュク首相は4日、危機打開に向けてロシアと閣僚級での接触を始めたことを明らかにした。

 ヤヌコビッチ前政権を「正統」とみなすロシアと暫定政府の接触は初めて。首相は「協議は活発に行われているとは言えないが、一歩は踏み出した」と語った。接触について、ロシア側の反応は出ていない。