昨年財政危機に陥ったキプロス問題の時にキプロスが北と南で分れた分断国家であることを知りました。

民族的にギリシャ系とトルコ系に分かれており、北キプロスがトルコが実効支配しているのです。

財政危機に陥ったのは南のキプロス共和国。ギリシャ系です。

今回の通貨危機でトルコも影響を受けており、そこで何か動きが起こっているのでしょうか。


キプロス問題、新展開?
2014年02月05日付 Zaman紙

 
昨日の米国国務省ビクトリア・ヌランド次官補の島への訪問を受けて、今日南キプロスは新展開を見せた。ギリシャ人側政府大統領ニコス・アナスタシアディスは今日ギリシャ系の各政党党首らと個別に会合し、明日午前11時に非公式の政党党首間会議を開く予定だ。

またアナスタシアディス大統領は明日夜にギリシャへ向かい、明後日ギリシャのアントニス・サマラス首相とエヴァンゲロス・ヴェニゼロス外務大臣と会うことが分かった。

■カスリーディス「両側の共同会見は近い」

 同時にギリシャ人側政府外務大臣イオアニス・カスリーディスは昨日テレビ出演し「キプロスのギリシャ人側とトルコ人側が共同会見し合意に達するのはまもなくである」と述べた。

 カスリーディス外相はキプロスで両側が共同会見し合意に達するのはまもなくであり、アメリカがこの状況が生まれるきっかけを作ったとした。