だいぶブログにアクセスが戻ってきたと感じませんか。

これもGoogleのアルゴリズム変更のおかげかもしれません。とにかく2年前のパンダアップデートとペンギンアップデート(こちらは2度ありました。最新は2013年5月らしい)。徹底してスパムサイトを叩きました。これで随分と検索順位を下げたサイトがあったと聞いています。

消えた(検索で上位に来ないということは消えたこととほぼ同じ?)スパムサイトがある一方、新しくそのようなサイトを作ろうという人が減ったということ。

さらに結局、究極のSEOはコンテンツの充実だ、ユーザーに役立つサイトを作ることだということでやけに詳しいブログ、懇切丁寧なブログが増えました。「○○を行う上で気をつけるべき7つのこと」というような記事が多くて少し飽きるほど。(以前からはてなブックマークを狙った記事はありましたが、Gunosyなどスマート系メールマガジンが勢力を伸ばすなかで、異様にそういう記事が目につくようになりました。)

多少「くどい」ブログが増えたのは気になりますが、きっとキーワードをちりばめ、分量を稼ごうとするとそうなるのでしょう。

Googleの力恐るべし、マーケットに合せるというより、どこまでもルールを作ってマーケットの様相を変えてしまうわけです。ここらが日本企業にはない発想です。

まあ敵もさるものまた新しいスパムを送り込んでくるのでしょうが、今のところ少し

そしてGoogleが創業以来という規模で行ったのが「ハミングバード」。ペンギンもパンダも白黒のツートンカラーですので、白黒をつけるという意味が込められているといわれています。一方、ハミングバードは「つぶやき」です。すなわちスマホに最適化した検索を目指しているといわれます。

スマホの音声検索を考えるとキーボードの複合語検索ではなく「おいしいパン屋さんはどこ?」というような検索になります。当然、位置情報はスマホだから簡単に取れるので、これだけの検索で性別、年齢、過去の検索歴などから恐ろしく属性一致した検索結果を提示できるわけです。

おそらくその影響だろうと思いますが、ブランドを意識してサイト構築してきた企業サイト(大学サイトもそうですが)のGoogle検索エンジンからのトラフィックが落ちてきていると聞きます。(急きょQ&Aサイトを作ったりしているようです)

私は何が何でも持てるコンテンツをWEBにあげる、そういう意味で大学はコンテンツの宝庫だといってきたのですが、間違っていなかったと思っています。

【いくつかの参考になる記事】
トラフィック増加の循環を作り出す | SEO 検索エンジン最適化