鳥から人の感染、遺伝子解析で確認…H7N9型 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

中国で鳥インフルエンザ(H7N9型)への感染が拡大している問題で、家禽(かきん)市場の生きた鳥から、人への感染が、ウイルスの遺伝子解析で確認されたことがわかった。  

中国・浙江大学と香港大学などのチームが研究結果をまとめ、25日付の英医学誌ランセット(電子版)に発表した。  

調査は、H7N9型の感染が確認された浙江省の入院患者4人(39~68歳)を対象に行われた。4人はいずれも、発症の3~8日前に仕事や買い物などで同省内の家禽市場で生きた鳥と接触。その後、39度を超える高熱や重度の急性肺炎を発症した。うち2人は死亡した。  

研究チームは、この4人が訪れたとみられる家禽市場6か所で、アヒルやニワトリ、ハト、ウズラの計86羽の検体を採取。感染が確認されたニワトリ1羽のウイルスと、患者1人のウイルスとの遺伝子の一部の配列を解析した結果、「99%以上」とほぼ一致することが分かった。研究チームは「動物から人への感染拡大を防ぐには、家禽市場の一時的な閉鎖など積極的な介入を考えるべきだ」と指摘している。

(2013年4月26日20時39分 読売新聞)



こちらはおなじみのH5N1型の話です。人から人への感染が確認されています。


高病原性鳥インフル、人から人に感染の変異解明 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が、人での感染力を持つために必要な変異を、英国立医学研究所などのグループが明らかにし、英科学誌「ネイチャー」に発表した。  

ウイルス表面のたんぱく質の構造が一部変わるだけで、鳥から鳥よりも人から人に200倍も感染しやすくなった。こうした変異を手がかりにすることで、人に脅威となる新型インフルエンザウイルス出現の危険性をいち早く察知できると期待される。  

研究グループは、東京大学の河岡義裕教授が昨年5月に人為的に変異させたH5N1型のウイルスが人と似た症状を示す小動物のフェレットで空気感染するとの論文を発表したことを受けて、そのH5N1型を分子レベルで詳しく調べた。 (2013年4月26日17時43分 読売新聞)




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