高校教科書検定 英語で授業 不安の声 - MSN産経ニュース

教科書の記述では日本語が減り、英語での質問や指示が目立つ。東京書籍のコミュニケーション英語Ⅱでは、英語で自分の意見を述べるよう求める質問が盛り込まれた。担当者は「グローバルな人材を育てるためにも『先生が訳して終わり』ではなく、英語での自己発信も大切」と話す。  

3年間で学ぶ単語数は1300から1800語に増え、うちコミュニケーション英語Ⅱでは700語程度。申請された教科書の1冊の平均新語数は808語だった。新語が515で「扱いが不適切」と検定意見が付いて、676語まで増やした教科書もあった。  

ただ、ある教科書会社の担当者は「英語での授業で大学入試にも備える力をつけるには、もっと授業時間が必要」と指摘する。現場では文法の説明も全て英語でしなければならないのかと悩む教員も多いという。


大学入試に結局振り回せれる高校教育が実態です。大学入試が根本的に変わらない限り、無理なようです。

一方の大学入試、少しずつ変化の兆しはありますが、まだ本腰が入っていません。