岡山県立大入試で不正採点?1人不合格に…と告発 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

大学によると、内部告発は2次試験の採点者の1人からで、先月26日にあった。大学入試センター試験と、2次試験(デッサン実技)の合計点で合否を決める際、実技を採点した別の教員2人が、合格最低点を超えていた受験生1人について、センター試験の点数が極端に低いことを理由に、実技の点数を低く操作したとしている。告発者が反対したが、聞き入れられなかったという。告発者は「合格にすると、(大学の評価を示す)偏差値が下がる懸念があるため」と指摘している。また、12年2月の試験の際も、同様の操作が行われようとしたが、告発者の指摘で行われなかった、としている。


こちらも内部告発によって入試で不正が行われたかもしれないという大学入試がらみ事件です。

合格最低点を超えていたにも関わらず、センター試験の点数が極端に低いので実技の点数を下げて、不合格にしたというもの。昨年も同様のことが行われそうになったということです。

>大学側は、「告発どおりの点数の受験生がいないなど、内容に複数の事実誤認があり、信ぴょう性に乏しい」としているが、今月4日、学生部長ら4人で調査委員会を設置。名前が挙がった教員計4人から事情を聞くなどしたが、いずれも不正を否定したという。

学内の調査委員会なので、結果は目に見えています。不正はなかったと。

大学入試改革の必要性が昨年の「大学改革実行プラン」の中で書かれおり、実際に改革が進もうとしています。その中での騒動。それは改革への第一歩となるでしょうか。