政権交代でわかったことは政治家ではなく官僚たちが粛々と組織の生存をかけて行っているということ。組織自体は生き物でもないのに不思議なことだが、組織は時に一人の人間の命よりも組織の生存、存続が大切にされる。

どうも社会的な生物の宿命であるようだ。

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だから改革は容易ではない。人との戦いに見えて人で在らざるものとの戦いになる。

組織原理は通常時の生存維持のためには極めて有効であり、安定性がある。保守的であるということ。新しいことを何も決めないこと。これが組織だ。

だが、変化の時には弱い。

その辺りを突きつけられたのが政権交代であった。



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