パソコン:夏の節電商戦…新製品、サービス次々に投入 - 毎日jp(毎日新聞)



NECが19日発売した夏商戦向け製品は、消費電力量の推移を画面上に表示する「ECO(エコ)みえグラフ」を、従来より7モデル増やして26モデルに搭載。また、ほとんどの機種に、簡単な操作によって画面の明るさを調整するなどして使用電力を1~3割抑える「ECOモード」へ切り替えられる機能を付けた。  

東京都内で開いた新製品発表会では、5年前のパソコンと最新型を並べて展示し、当時の機種より消費電力を約6割減らせることをアピールした。同社は「パソコンの買い替えの目安は5年。買い替え自体が節電につながることを知ってほしい」と話す。  

東芝が20日発売した6機種22モデルは、夏場の日中など電力需要がピークとなる時間帯になると、外部電源からの供給を自動的にバッテリー使用に切り替える「ピークシフト機能」を搭載した。  

富士通は、バッテリー充電の完了後や電源を切っている時に、外部電源からの電力供給をほぼ遮断できる特殊なアダプターを開発し、一部機種に備え付けた。待機電力まで徹底して低減することで、節電効果を強調する。  

一方、パナソニックは27日から同社のホームページで、ノート型パソコン「レッツノート」に「ピークシフト機能」を導入できるプログラムの無償提供を始めた。同社は「消費者の節電意識が高まっており、従来機種の利用者にもできる限りのサービスで対応したい」と話す。  

民間調査会社、MM総研によると、11年度の国内パソコン市場は前年度比3・5%減の1405万台とやや伸び悩む見通し。タブレット型端末との競合も激しくなっているだけに、各社は節電需要を最大限取り込みたい考えだ。



もうデスクトップはやめにする方向だろうか。安定性ではやはりデスクトップなんだけどね。