はじめは一太郎で作成されているので、内部から流出したものではないとコンピュータ・ラテラシーの低いことをさらけ出すようなことをいっていましたが、一太郎だろうがワードだろうが、簡単にpdfファイルになることは警視庁も理解したのでしょうか。

ハイテク捜査班なんていっているところがこれでは、あまりに杜撰。

どうも海保の事件が確信的内部犯行だったことはショックだったようですね。

その可能性を国民が疑っているわけですから。

いずれにしてもヒドい話ではないですか。盗まれたにせよ、不作為に流出したにせよ、意図的に内部の人間がもらしたにせよ。

一番やってはいけない組織の一番やってはいけない部署が、一番やってはいけない時期にやってしまったのですね。

-----
18:02 47news (47NEWS)
スキャナー使用形跡なし 警視庁のテロ捜査文書流出

http://wur.la/sIk5pd

〉国際テロ捜査関連文書流出事件で、流出した文書114点のうち108点のデータが、「PDF」と呼ばれる電子文書形式に変換された疑いがあることが24日、警視庁への取材で分かった。印刷した文書をスキャナーで取り込んだ形跡はないという。 

〉捜査関係者によると、警視庁内で文書を作成する際にPDFを使うことは少なく、大半はワープロソフトや表計算ソフトを使用している。 

〉警視庁の24日の発表では、流出文書は同庁が現在、保有しているデータとファイルの形式や名称が同じものはなかったとしている。 

〉桜沢健一警務部参事官は同日の会見で「職員が取り扱った蓋然性が高い情報が含まれている」とする一方「警察から流出したものかは特定できていない」とした。