シラー日本が射程に入る中距離弾道ミサイルの発射実験を準備というニュースは秋に入っていましたが、今回の砲撃事件によって俄かに現実味を帯びてきました。アメリカ側に核施設を見せたことの意図もみえてくるわけですが、いよいよ経済援助を引き出すための危ない賭けに出てきたようです。

今回の砲撃も中国は擁護しているようですが、結局、中国との関係が頼みの北が中国のトラの尾を踏んでしまう事態になれば、一気に中国支配という形で崩壊するでしょう。その可能性も大いにあると私はみます。

ただ昨日書いたことですが、中国も北朝鮮も領海問題を持ち出したという点で一致しているわけで、これが金正日、正恩親子の北京訪問で密約があったということではないかと私はうがってみています。

日本全土を射程 北朝鮮がムスダン発射準備 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程約3千キロ)の発射実験を数カ月以内に実施しようと準備を進めていることが24日分かった。朝鮮半島情勢に詳しい情報筋が明らかにした。

北朝鮮は10月の軍事パレードで、ムスダンとみられる新型ミサイルを登場させたが、これまで発射実験は行っていない。実験によって実戦可能であることを“宣言”するとみられる。北朝鮮軍による韓国国内への砲撃で、朝鮮半島情勢が緊迫化しているなかでの弾道ミサイル発射準備は、北朝鮮のさらなる挑発行為といえる。  

ムスダンは在日米軍基地が集中する沖縄まで射程圏に収める。
北朝鮮で核弾頭を搭載するミサイルはムスダンが最初になるともみられている。北朝鮮はこのほど米専門家に寧辺(ニョンビョン)の新たなウラン濃縮施設をみせており、ムスダンの発射実験はウラン濃縮とも密接に関係しているといえそうだ。