ミスは過去にもあったのでしょうが、ここ数年、入試のミスのニュースが目立つようになりました。

入試回数が増え、入試問題の事前チェックが大変になっているという背景があります。

また文部科学省が入試でのミスが起こった場合の公表と報告を通達していることもあるようです。

受験生にとっては小さな採点ミスが一生を左右しかねない問題ですので、大学もしっかりと厳正に入試を行うこと、そしてチェックの体制を作ることが大切になりますね。

今日の朝刊によると不況の影響で今年は国公立の倍率が高いようですね。

「安近少」が今年もキーワードのようです。すなわち学費が安く、近くで、受験校数少なくということ。それで地方の国立大に人気が集まっているとか。


アップ【内容情報】(「BOOK」データベースより)
従来の偏差値一辺倒の進路指導・形成を是正すべく、生徒の多様な「将来の夢」を重視した多元的・選択的キャリア教育が、今欠陥を露わにしつつある。依然大学入試本位に特化したままの偏差値上位校と、ASUC職業に憧れる生徒の「夢追い」に任せ、基礎学力低下を顧みない偏差値下位校─本書におけるフィールドワークが示すこの学習・進路形成の分断化が、生徒の将来にもたらすものは明らかだ。新たな高校格差の実態分析を通じ、わが国の将来に警鐘を鳴らす一冊。
【目次】(「BOOK」データベースより)
冷却・加熱モデルの変容/第1部 高校教育改革と新たな冷却・加熱メカニズム(学習指導の分断化─X県・Y県の事例/生徒の進路形成の分断化とクーリングアウトの制度化─X県・Y県の事例/高校教育改革と学習指導・進路指導の分断化─Z県の事例/生徒の夢とASUC職業─Z県の事例)/第2部 改革の最先端─総合選択制高校・総合学科の実像(大学入試に特化した進路指導・科目選択指導─A高校の事例/大学入試に向けた進路指導・科目選択指導─B高校の事例/「夢追い」を重視する進路指導・科目選択指導─C高校の事例/3校の生徒の将来展望)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
荒川葉(アラカワヨウ)
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科研究員・明治大学文学部兼任講師・東洋英和女学院大学文学部兼任講師。専門は教育社会学。日本学術振興会特別研究院(PP)、専修大学文学部兼任講師を経て現職。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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人気が高く(attractive)、稀少で(scarce)、学歴不問の(uncredentialized)職業のことです。具体的には、俳優・デザイナー・プロスポーツ選手・マンガ家などを指すようです。