asahi.com(朝日新聞社):「恋人捜して」 ツイッターの捜索願で騒動 警察は困惑 - 社会

恋人の男性が行方不明。情報ください――。140字以内の「つぶやき」をインターネットで発信する「ツイッター」で先月、こんな「捜索願」が駆けめぐった。家族から本物の捜索願が出された地元の警察署には、つぶやきを見たユーザーから真偽を確かめる電話が昼夜を問わず殺到。「恋人」は無事に見つかったが、署の幹部は「業務妨害になりかねない」と、新しいネットサービスが引き起こした騒動に困惑している。


男性は1月20日、富士の樹海で静岡県警に保護された。


ツイッターに詳しい敬和学園大の一戸信哉准教授(情報法)はこの騒動をツイッターで眺めていた。「さまざまな現象や情報がリアルタイムで共有されると非公開捜査などに影響が出てしまうが、こうしたことを完全に回避するのは不可能だろう。ただ、共有された情報から問題が早期に解決する可能性だって十分あるはずだ」と話している。


樹海で発見されたということで、まずはよかったと思います。やはり電話対応の混乱はあったにせよ、twitterの後押しにより伊勢警察署の動きがよくなったことは間違いないでしょう。ネットの目があったわけですから。非公開捜査では、どのくらい力が入っているかわからないところがありますからね。単なる「家出」扱いになることだってあるでしょう。

「恋人」の機転、私は認めます。


ツイッター140文字が世界を変える