Windows7にかけるマイクロソフトバルマーCEO

ＭＳ：日本でのウィンドウズ７普及に自信　バルマーＣＥＯ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

米マイクロソフト（ＭＳ）のスティーブ・バルマー最高経営責任者（ＣＥＯ）が５日、東京都内で記者会見した。１０月に発売したパソコン（ＰＣ）向け新基本ソフト（ＯＳ）「ウィンドウズ７（セブン）」について「大企業２３０社が導入を決めたほか、セブン搭載ＰＣが６７０モデルも発売されるなど、日本市場の反応は大変良い」と日本でのセブン普及に自信を見せた。また、日本市場については「ＭＳにとって世界で２番目に大きな市場で、（ＭＳ日本法人は）子会社の中で最も実績を上げている」と指摘した

どうも、今回のWindows7は企業への導入を目論んでいるようです。Vistaが大失敗したのは、企業での利用が進まなかったからという分析でしょうが、そのことに目を奪われていると、マイクロソフトもIBMがたどったようにパーソナルコンピューティングの本質を見失うことになります。

Window7は発売前から企業へのボリュームライセンスでのディスカウントを図ってきました。

一方個人向けはエディションを多く出しすぎて、どれを導入すればいいのかわからないユーザーを生み出しています。パフォーマンスの向上はあるのですが、パソコン自体、CPU自体の性能が上がっていますので、インターネット（マイクロソフトが目論むクラウドコンピューティングも含め）を使う分にはさほど変わりがありません。

VISTAよりは操作性が向上したとはいえ、XPのユーザーにとっては、インタフェースに違和感があり、操作方法もVISTA同様にXPとは異なることが多いので、新しく覚えなおすことになります。

バルマー氏がいうように日本での反応がいいのかは、もうしばらくしないとわかりませんが、パソコンメーカー各社のCMも雑誌のマイクロソフトのキャンペーンも弱いように思います。

さてどうなるでしょう。


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