埋蔵量が巨大な油田がメキシコ湾の深層部で発見されたそうです。深層部とはどのくらいの深さなのでしょう。イギリスのブリティッシュペトロリアム(BP)が発見したそうなので、元のプレス記事を探してみます。

私の関心は脱石油の時代にいまさら石油の発見ではなく、メキシコ湾が巨大隕石が落下した後であるということ、そしてそれが地質学的にどのような影響を与えたかということです。地上には恐竜絶滅の原因となった地球寒冷化を起こしたといわれていますが、当然、衝突によって地下にも大きな変化を起こしたはず。

石油が動物由来であると考えるのが一般的ですが、それでは説明できない油田の発見というものがあるそうです。今回のメキシコ湾深層部というのもなんとなくそんな感じがしますがどうなのでしょう。化石燃料でないとすると説明が難しいとは思いますが、興味があります。

ブリティッシュペトロリアムは今正式名称がBPですね。↓

BP (企業) - Wikipedia

BP日本公式サイト ↓
BPジャパン株式会社

BP global公式サイト ↓
BP Global | BP

そして、今回のプレスリリース ↓
BP Announces Giant Oil Discovery In The Gulf Of Mexico | Press releases | BP
>The Tiber well was drilled to a total depth of approximately 35,055 feet (10,685 metres) making it one of the deepest wells ever drilled by the oil and gas industry.

↑ 確かに深いですね。約10キロ掘ったそうです。これまで石油産業が掘ったなかでも一番深いもののひとつのようです。

【関連書籍】
石油の謎をさぐる―六億年間の自然の恵み

石油地質学概論

↓ wikipediaによるとやはり「無機成因論」というのがありますね。提唱者は元素の周期律表のメンデレーエフだそうです。
石油 - Wikipedia
>石油「無機」由来説は、1870年代、元素記号の周期律表で知られるロシアの化学者メンデレーエフ氏が唱えたのが始まりで、旧東側諸国では従来から定説とされていた学説である。ただし、旧西側諸国では、定説とされてきた石油「有機」由来説に真っ向から反対するものであったため長く省みられることがなく、その後トーマス・ゴールドが取り上げたことで、西側諸国でも脚光を浴びることとなった学説である。天文物理学者であるゴールドの説く石油無機由来説は、「惑星が誕生する際には必ず大量の炭化水素が含まれる」「この炭化水素が惑星内部の高圧・高熱を受けて変質することで石油が生まれる」「炭化水素は岩石よりも軽いので地上を目指して浮上してくる」というものである。

>この無機由来説に基づけば、一度涸れた油井もしばらく放置すると再び原油産出が可能となる現象を説明することができる。また、日本はもちろん超深度さえ掘削できれば、世界中どこでも石油を採掘できる可能性があるとされ、(掘削技術の問題さえ解決されれば)膨大な量の石油が消費されても、石油が枯渇する危険性はほぼ皆無であるとされている。

>最近、無機由来説の傍証が次々と見つかっているとされる。 例えば、ベトナム沖、メキシコ湾岸油田のユウジン・アイランド330の超深度油田から原油がみつかったとのことである。これらは化石燃料では考えられない深さである。また、化石起源であれば、なぜ中近東にのみ偏在するのかの説明が付かない。

説得力ありますね。


再現!巨大隕石衝突新版


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