カエルのツボカビ:アジアが起源か 日本で30系統発見 - 毎日jp(毎日新聞)

世界各地でカエルなどの両生類に壊滅的被害を及ぼしているツボカビの起源は、日本を含むアジアの可能性の高いことが、国立環境研究所などの調査で分かった。日本の野生カエルからは約30系統が見つかっているが、被害の大きい中米や豪州では1系統しか見つかっていない。研究チームは「日本などアジアから持ち出されたカエルが、世界中にツボカビをばらまいたと推測できる」としている。  ツボカビは実験動物として使われるアフリカツメガエルが世界中に移送され、拡散したと考えられている。


蛙に大量死をもたらしているツボカビ病の話ですが、どうも起源が日本を含むアジアらしいというニュース。

今までは実験用に飼われていたアメリカツノガエルが起源ではないかといわれていたのですね。

アジアでは昔からの病原菌で既に体内に免疫システムがあるけど、移動したところのカエルに免疫がなかった場合、まさに急拡大するわけで、それが大量死につながっています。

こちらもグローバリゼーションがもたらした危機なわけで、何か新大陸発見のコロンブスがヨーロッパに梅毒を持ち込んだという話と似ている気がします。

ところでツボカビというから菌類でしょうね。

ツボカビ門 - Wikipedia

そうですね、でも鞭毛を持つ細胞を生ずるってほんとに菌?生物界にはすごいのがいますね。

カエルツボカビ症 - Wikipedia

今回の新型インフルエンザにしても蛙のツボカビ症にしても、動物の免疫システムが重要なキーになっています。

細菌やウイルスに負けない体を作らないといけません。免疫力強化。