豚への感染、カナダで初めて確認…ウイルス遺伝子変異なし : 新型インフル : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

カナダの保健当局は2日、アルバータ州の養豚場で、豚が新型インフルエンザに感染したことを確認した。豚の感染が明らかになったのは初めて。  感染源は、メキシコから4月12日に帰国した作業員とみられる。作業員が14日から仕事に戻ったところ、2200頭のうち約200頭が24日から発症した。豚は軽症で全頭が回復した。ウイルスは人間に流行中のものと同じで、遺伝子の変異はなかった。  今回の新型インフルエンザのウイルスは、豚の間で流行するウイルスの特徴を持っているが、豚からは全く検出されていなかった。           ◇  豚にも感染が広がったことについて、外岡立人・元北海道小樽市保健所長は「人と豚の両方に簡単に感染するインフルエンザは知られていない。豚の中で鳥や人のウイルスと混ざって、新たな型が生まれる可能性もある」と警戒する。


昼の時点でこのニュースを記事にしました。

ヒト→ブタ感染のブタさんたちを発見隔離-カナダ |蛙の目

さらに夕方になり、上の記事が入ってきたわけです。ブタさんの症状も軽くすでに回復しているので良かったという話ではないことを示しています。

ひとつはヒトの間ではやっている今回の新型インフルエンザと遺伝子が同じで、さらに変異しているということがなかったこと。

もうひとつの重大な点は、普通はブタとヒトとに簡単に感染するというインフルエンザウイルスは今まで存在しなかったわけで、新しい事態に至ったといえるようです。

人類のみならず、地球上の動物が危機にさらされるかもしれないことを示しています。

どうも新しいウイルスが出てきたらそれを叩くでは耐性の問題がありますので、どんどんウイルスが変異し始末に終えなくなるわけですね。

人類の英知とウイルスの戦いという様相ですね。