名古屋の男性はA香港型 PCR検査 - 47NEWS(よんななニュース)

名古屋市の医療機関で診察を受けた男性患者がインフルエンザの簡易検査で陽性反応を示したため、同市が1日、PCR検査をした結果、A香港型と判明、新型インフルエンザではないことが分かった。  市などによると、男性は米国から帰国した30代の会社員で、帰国後発熱やせきなどの症状があったため医療機関で受診した。


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もっと知りたい ニュースの「言葉」

PCR検査(2003年5月19日)
患者の血液や粘膜などの検体に含まれる病原体のごく微量の遺伝子を、数百万倍に増やして検出する検査。目的とする遺伝子の断片を人工的に作り、それを鍵として、病原体の遺伝子と結合させて増殖する。鍵はプライマーと呼ばれ、新型肺炎の原因であるSARSコロナウイルスの場合、世界保健機関(WHO)が設計図に相当する塩基配列を公表したほか、国立感染症研究所も独自のプライマーを作っていた。

インフルエンザ(2007年12月4日)
インフルエンザウイルスによる感染症で、国内で毎年1千万人前後がかかるとされる。38度以上の高熱や頭痛のほか倦怠(けんたい)感、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れるのが特徴で、のどの痛みやくしゃみ、鼻水などの症状にとどまることが多い通常の風邪とは異なる。多くは1週間程度で自然に治るが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者、持病のある人などは、肺炎の併発や持病の悪化などにより、死亡の恐れもある。

新型インフルエンザ(2009年4月25日)
毎冬流行するインフルエンザとは異なり、人に感染しにくかった鳥や豚のインフルエンザウイルスが、人に感染しやすいよう変化して発生すると考えられている。大半の人が免疫を持たないため、世界で爆発的に流行する恐れが強く、日本政府は発生時には国内で最大64万人が死亡すると推計。アジアなどで鳥から人への感染が続く鳥インフルエンザ(H5N1型)が、新型に変化する事態が最も心配されている。(共同)