伊勢新聞
【松阪】在校生の卒業と同時に廃止の方針を固めた、三重中京大学と同大学短期大学部(松阪市久保町)は二十五日、同校内で学生と保護者への説明会を非公開で開き、学校を運営する学校法人梅村学園(名古屋市)の梅村光久理事長補佐らが経緯などを説明した。四百人余が出席したが、会場を後にする学生や保護者らは、怒りの言葉を口にした。出席者らに話を聞いた。  「謝罪の言葉ばかりで、学校の努力が感じられなかった」。長男が大学二年生の母親(48)=津市=はこう話す。母親によると、学校側は廃止の理由を「少子化」とし「謝るばかりで、今後についての詳細な説明はなかった」という。以前に経営の危機がささやかれた時期があり、学校側に確認したところ「大丈夫」と返答があったといい、「突然過ぎて、ショックです」と、怒りをあらわにした。


旧松坂大学。梅村学園は中京大学を運営する学校法人。びっくりのニュースです。
経営に何があったのかこれからわかってくると思いますが、廃校を決定とは尋常ではないですね。合併ではないわけです。2005年に松坂大学から三重中京大学になった時点で廃校の方針が決まっていたとしたら入学者は怒りますよね。そうではなく、今回の金融危機で法人が大きな損失を出していたとしたら、弱小の系列校の廃止は納得いかないでしょうね、卒業生たちは…。

大学の淘汰の時代が加速しているようです。

大学公式サイト
三重中京大学

まだ廃止のニュースは出ていません。(4月26日現在)出るのは明日、月曜日でしょうか。

三重中京大学 - Wikipedia

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