Bloomberg/復活するキャリートレード 新興国通貨への投資意欲高まる - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
低金利の通貨を借りて高金利通貨に投資するキャリートレードが復活しつつある。  キャリートレードのリターンは2006~08年まで3年連続でマイナスとなり、過去30年で最長の後退局面にあったが、先進国の景気対策や事実上のゼロ金利政策を受け、金利差が最大12.9ポイントに広がっている高金利の新興国や資源国への投資マインドが高まっていることが背景にある。

 ブルームバーグがまとめたデータによると、ドルやユーロ、円を使ってブラジルやハンガリー、インドネシア、南アフリカ共和国、ニュージーランド、オーストラリアの通貨を3月20日から4月10日にかけて買った場合、3週間のリターンは少なくとも1999年以降で最大となった。


金融マーケットは国家に救済を求める一方、国家を越えて動いていくわけです。またぞろ。

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