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「平和をつくる子ども交流プロジェクト」というのがあります。

2005年と2006年からイスラエルの子どもたちとパレスチナの子どもが一緒に日本に来て広島・長崎を訪れ日本の高校生が対話してきたそうです。

そして2009年夏に今度は日本の高校生がイスラエルとパレスチナを訪問するそうです。

発案者はイブラハム・ファルタス神父。エジプト・アレキサンドリア生まれでフランシスコ会の神父で現在イスラエル・パレスチナ教会主任司祭という人です。
実はイスラエルとパレスチナの若者の対話というのは「分離の壁」があり、互いに話す機会はないそうです。

このプロジェクトに参加することによってはじめて対話が生まれます。

スケジュールを見ると日本の若者はテルアビブで両国の学生と出会った後まずイスラエルの青年たちと対話、イスラエル人宅に3日間ホームステイし、次にヨルダン川西岸地区でパレスチナの青年たちと対話同じく3日間パレスチナ人宅にホームステイ。そのあとガリラヤ湖やゴラン高原に一緒に出かけて友情を深めるようです。 そしてエルサレムに移動して広島・長崎の参加者と交流し3ヶ国の学生でディスカッション。約2週間のプログラムです。

なかなか有意義な試みに思えますので紹介しておきます。

ホームページ
http://seichi-no-kodomo.org