金融ビジネス 2009年冬号でまた大学の財務の特集をやっているようです。
600校の結果が出ているようです。

金融ビジネス 2009年冬号:東洋経済オンライン

特集/大学の財務

P.118 徹底調査 私立大学600校の財務ランキング
運用資産規模/運用利回り/帰属収支差額比率/総負債比率/人件費比率


金融ビジネス2008年秋号は

大学財務状況と資産運用状況を特集して

大学関係者にはすごい反響でした。

私も別なブログでがんがん書き、会う人ごとに宣伝したので

目にされた方も多かったと思います。

駒澤大学の運用損は理事長退任にまで発展しましたし、

南山大学、愛知大学でも運用損の確定(損切り)を行いました。

億という金額に麻痺しそうですが、私立大学は、学納金で

成り立っています。(実際はプラス補助金なのですが)

一人の学生が支払う年間の学費は100万円前後で、

あくまで、それが経営の基本なのです。

これに、基金を元にした資産の運用で大学運営費を

捻出しようとした流れが金融バブルの中で起こったわけですが

9月のリーマンショック以降で、大学経営論に変化が起こったと

いう話は聞きません。

それどころか東大の前の総長の小宮山さんは退任直前の11月の日経新聞で

ハーバード大学の資産運用を見習いたいと書いておられました。

ということは、それが、大学経営の大きな流れなのでしょうか?

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アップ これは大学関係者は読んでおくべきです。メガバンクが動いて大学や高校のM&Aが進んでいる実態がレポートされていています。