一つ前の記事で草の根民主主義のことを書きました。

駐日大使に大物ナイ氏の起用の意味|蛙の目

初めての黒人大統領を生み出したアメリカをてっとり早く理解するために

映画を見るという手があります。そのことを少し考えてみました。

「スミス都に行く」という1939年ジェームス・スチュアート主演の映画がありますが、これなどアメリカの政治を理解するのに役立ちます。

紹介を書こうとおもいましたが、ブログで映画評を見つけましたのでリンクしておきます。

『スミス都へ行く』(DVD) - 私の研究日記(映画編)

もう一本思いついたのが『アラバマ物語』なのですが、この映画の紹介を探していて、面白いサイトにたどり着きました。

そのサイト「オセロット」はあとで詳しく紹介するとして、まずは『アラバマ物語』のあらずじから紹介。

アラバマ物語:インターネットテレビ オンデマンド動画サイト|オセロット

>2003年にはAFI(アメリカ映画協会)がグレゴリー・ペックが演じたアティカス・フィンチ弁護士を最も偉大なアメリカ映画のヒーローの第一位として選出した。

というくらいにグレゴリー・ペックが演じたアンティカス弁護士はアメリカ人に人気が高い。アメリカの良心ということなのでしょう。(あらすじは上記クリックして上記サイトへどうぞ)

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ということで、『アラバマ物語』を通じてたどり着いたオンデマンド動画配信サイト「オセロット」なのですが、サイトの概要を見て、志の高さに感動しました。

サイト設立のご挨拶

映画制作者、テレビ番組制作者など、プロにとっての問題は、画質と時間に加えて成果物に代金が払われる仕組みがあるかどうかです。私たち、コンテンツを作る人間は仕事で生計を立てています。課金システムさえ備えてあれば、既成のメディアだけに頼ることなく、自分たちの仕事の場を拡げることができます。

私たちは、表現者の『発表』の場の拡大を目指してこのサイトを立ち上げることにしました。課金システム付きの動画配信システムが、巨大な資金を必要とせずできるようになったというニュースに接したからです。資金力の乏しい制作者でもメディアを持つことが可能な時代になったのは革命的事件です。まず隗(カイ)より始めよ、です。私たちは、このシステムを使って自分たちが過去に作った作品やこれから作る新しいコンテンツを発表していきたいと思います。幸いなことに、この考えは脚本家、原作者を始め、監督、俳優、スタッフなどコンテンツ関係者に積極的に支持してもらうことができました。私たちの作品だけでなく、世の中に眠っている優れたコンテンツの発表の場にもしたいと思います。また、ほかのコンテンツ製作者にも出品してもらって、農家が自分が作った農産物を並べる朝市のようなサイトにしたいと考えています。

どうですか?すごいでしょ。私などこれこそ、ネット民主主義だと思いました。それで、はじめに「アラバマ物語」を取り上げている意味もわかりましたし、応援したくなりました。

オセロットが制作したテレビ番組も有料ですが、オンデマンドで視聴できます。

テレビドラマ



他のジャンル、たとえばドキュメンタリーなどは他の製作者が登録すれば、配信可能なのです。埋もれた名作をぜひ登録して欲しいと思います。

またe-learningなんてのもあります。うまく活用する人が見つかって盛り上がっていけばいいですね。



大学での講演会とか登録してみようかな。

応援したいと思います。