駒沢大、デリバティブで154億円損失 金融危機が直撃

>駒沢大、デリバティブで154億円損失 金融危機が直撃  駒沢大学(東京・世田谷)が昨年度から始めたデリバティブ(金融派生商品)による資産運用で、約154億円の損失を出していたことが19日、分かった。損失を埋めるため大学キャンパスの一部などを担保に融資を受けるとともに、取引の経緯を調べるための委員会を17日に設置した。世界的な金融危機が大学経営を直撃した格好だ。

>大学側は「今回の損失発生で、学生サービスや教育・研究活動に影響が出ることはない」(総務部)としている。  大学側によると、昨年7月、外資系金融機関と契約。「金利スワップ」と「通貨スワップ」の計4商品の運用を開始。こうしたデリバティブでの運用は理事会も了承していた。 (11:50)

駒澤大学 が資産運用で損出を出し、その額が大きいため公表に踏み切りました。大学が運用で失敗すると書いたことがありますが、予言どおりでした。文部科学省はむしろ資金運用を推奨していた問題も今後出てくるでしょう。

朝日新聞によると

asahi.com(朝日新聞社):駒大、資産運用損失154億円 キャンパス担保で穴埋め - ビジネス

>少子化などで大学経営が厳しくなる中、投機性の高い資産運用を始める大学は増えているといい、専門家は「損失が明らかになるのは、氷山の一角だ」と警鐘を鳴らす。  日本私立学校振興・共済事業団によると、05年度の集計では、全国約650の大学・短期大学のうち、少なくとも75大学がデリバティブ取引を行っていた。





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