自由市場経済の防衛という名のものとにさらに、金融工学の進展させることで、リスクを回避できるという主張を行ったブッシュ。

今までのブッシュの姿勢と変わらないもので、これがオバマになり変わるのか、疑問を覚えるようになりました。

今、日本がアメリカ発の世界経済危機の尻拭いをさせられています。

今回の危機の原因をどうみるのか、そして「めげない」アメリカの「居直り」をどう見るか、本当にそれでいいのか、

すごく疑問に思います。

リーマンショックからの時間の経過と共に明らかに、視点が変わってきています。レバレッジとCDSのような監視が不可能な金融商品が破綻の原因としていた論調を変えつつあることに気がついているでしょうか。

精神的なダメージからの立ち直りが早いのはすばらしいことですが、問題の本質を見失っては同じ誤りを繰り返すことになりますし、それは滅亡への道です。

翻って日本のことを考えると、日本がそのアメリカ依存からの脱却ができるかどうかなのです。

「アメリカの指示待ち」族の日本からの脱却です。日本もその体質を今変えないと、少子高齢の波に歯止めはかけられません。

働きぶりがかわれば、案外、子どもは増えていくと思います。なぜかは書きませんが…。





Voice (ボイス) 2008年 12月号 [雑誌]

この雑誌の三國陽夫さんが書かれた「アメリカ国債を処分せよ~大国の衰亡に引き込まれないために~ 」という記事は絶対おすすめです。